松井稼を獲得? ヤンキース、カノ三塁コンバートも

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【ニューヨーク1日=Anthony DiComo / MLB.com】アレックス・ロドリゲス三塁手フリーエージェント(FA)となり、サードのポジションが空いたニューヨーク・ヤンキース。ブライアン・キャッシュマンGMは、ロビンソン・カノ二塁手をAロッドの後釜に据えるプランがあると語った。また、これに伴い、コロラド・ロッキーズ松井稼頭央二塁手らFAのセカンド獲得に乗り出す可能性も出てきた。

 今年のFA市場には有力な三塁手が少なく、Aロッド同様に目玉のひとりであるマイク・ローウェルボストン・レッドソックス残留を希望している。補強がうまくいかない場合、ヤンキースはカノをサードに配置する可能性もある一方、空くセカンドについても、FA市場では実力のある人材が松井やニューヨーク・メッツのルイス・カスティーヨといった選手に限られるのも実情だ。

 そういった事情もあってか、キャッシュマンGMはマイナーでサードの経験があるカノについて問われると「非常に才能がある選手。それに(サードを)守れるのも知っている。やっていけるはずだ」とコンバートを視野に入れていることを示唆した。

 一方、カノは地元のラジオ局のインタビューの中で「セカンドが好きだし、サードへのコンバートはやりたくないこと」と語っており、現状維持を望んでいる。