ソーサが現役続行を熱望、強気の8億円要求

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 テキサス・レンジャーズサミー・ソーサ外野手が、来季の現役続行を熱望。少なくとも今季の年俸135万ドル(約1億5500万円)から約5倍増の、700万ドル(約8億円)での契約を最低ラインとしていると、AP通信が2日付で報じている。

 1年のブランクから今年1月にレンジャーズとマイナー契約を結んだ38歳のソーサは、春季キャンプでそのブランクを感じさせないプレーを披露し、開幕メジャーの座を獲得。メジャー史上5人目となる通算600号をマークするなど、打率2割5分2厘、21本塁打、92打点を記録したが、オールスター後は出場機会が激減していた。

 しかし同通信社によると、ソーサがフリーエージェント(FA)の選手と各球団との交渉が始まる来週の段階で、複数の球団から獲得のオファーがあると見込んでいるとのこと。最近では来季もレンジャーズでプレーすることを望んでおり、出場機会さえ与えられればメジャー史上3人目となる通算700号本塁打も可能だと発言したとも伝えている。ソーサはメジャー18年通算で、打率2割7分3厘、609本塁打、1667打点という成績。

これもどうだか。1年間の浪人生活のためがどうかわからないが、ハッキリいって今シーズンは往年のソーサの面影はなかった。まぁレンジャーズという、打高投低の球団にいては優勝にはほど遠く、記事にあるようにシーズン後半は若手育成の為に出場機会も激減していた。おそらくレンジャーズというチームは劇的な改革がなされない限り、来シーズン以降もこの傾向は変わらないだろうし、本人はレンジャーズで現役続行を望んでいるとはいっても、チームの成績が悪ければ同じことの繰り返しだろう。かといって、他のチームからのオファーがあるかといえばこれも疑問。彼の見込みは甘いと言わざるを得ない。

ロデューカ、メッツと交渉再開。

BACK IN BLUE? LO DUCA COULD RETURN TO METS

メッツの正捕手、ポール・ロデューカのメッツでのキャリアが終わるのはまだ早い。彼のエージェントはロデューカが来シーズンメッツのホームプレートを守ることが出来るよう契約交渉を再開するだろうと語った。が、メッツとしてはFAしたヤンキース・ポサーダ、ロッキーズ・トレアルバ両捕手の動向を見ながら、彼との交渉は慌てる必要はないと思っているようだ。

Aロッドの交渉拒否、ヤ軍の少ない提示額が理由

http://mainichi.jp/enta/sports/baseball/news/20071104k0000m050013000c.html

交渉開始は3億5000万ドル(約402億5000万円)から??。米スポーツ専門局ESPN(電子版)は2日、大リーグ、ヤンキースが提示額の少なさを理由にアレックス・ロドリゲス内野手との直接交渉を断られていたと報じた。

 3年残っている契約を途中解除してフリーエージェント(FA)となったロドリゲスに対し、ヤンキースは残り3年の8100万ドルに加え、2011年以降の5年約1億5000万ドルを足した計約2億3100万ドルを用意したという。

 だがESPNによると、ロドリゲス側は直接会っての交渉には計3億5000万ドルの提示が必要として交渉を拒否。ヤンキースは、ロドリゲスと接触することができなかった。

 ロドリゲスは今季、両リーグ最多の54本塁打、156打点をマークした。移籍先としてエンゼルスジャイアンツなどが有力視されているが、獲得を表明した球団はまだない。

レギュラーシーズンでどれだけ打てても、肝心なポストシーズンで打てなければなぁ。さて他球団で彼を引き受けるところがどれだけあるか。

ビデオ判定導入へ前進? 数球団が前向きの姿勢

http://mlb.yahoo.co.jp/headlines/?a=8191

メジャーリーグ各球団のGMが集ってビデオ判定導入の是非を問う会議が来週に予定される中、審判側の交渉担当者がこの件に関してあらゆる話し合いへの同席を要請した。AP通信が2日付で伝えている。

 これまでリーグ機構はビデオ判定の導入を頑なに拒んでいるが、同通信社によると、現在GMの数人が、打球がファウルかどうか、またフェンスを超えたかどうかを判定するためにビデオ判定を使えないかと希望しているという。

 審判側交渉担当のラメル・マクモリス氏は同通信社に対し、交渉には応じるが次の労使交渉の議題となるほどの重要事項であるとし、リーグ機構がこの判断において審判側の関与を認めることが大事と述べた。またビデオ判定を導入済みの競技において、どのような影響があったかも分析したいと語っている。

私は賛成は出来ないな。審判が判定を間違えるのも、野球、ベースボールというスポーツのプレイのうちだと思うから。そういう間違いが許される(というとヘンだけど)のは、いまでは野球、ベースボールだけじゃないか。

元記事:ESPN - Umpires want part of instant replay discussions

「福留、黒田は要注目」カブス地元紙が高評価

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昨オフに極東専門スカウトとして、元投手のスティーブ・ウィルソン氏を任命したシカゴ・カブス。主砲デレク・リー一塁手の父親で、日本でも馴染み深い存在だったレオン・リー氏(元ロッテほか)が数年前に去って以来、スカウト活動に遅れを取っていたカブスが、ついにアジア地区の才能発掘に本腰を入れ出したようだ。

 カブスの地元紙デーリー・ヘラルド(電子版)は2日、カブスがこのオフにフリーエージェント(FA)となる福留孝介外野手(中日)に注目していると指摘。ポスティングによるメジャー移籍だった昨年の松坂大輔投手(レッドソックス)のように、交渉権獲得に莫大な金額がかからないのは魅力のようだ。

 福留は今季、ひじの手術を受けて81試合の出場にとどまったが、4割を超す出塁率と5割を超す長打率をマーク。特に出塁率はこの3シーズン連続で4割3分以上をキープしており、選球眼のいい打者を求めるルー・ピネラ監督の希望に合致すると同紙は指摘。打って守って走れる三拍子揃った選手を好むカブスにとって、福留は絶好のタレントだとしている。

 また同紙は、広島カープからFAとなる黒田博樹投手にも注目。今季12勝8敗、防御率3・56をマークした黒田は179イニングで奪った123奪三振、42四球とコントロールにも秀でていると紹介し、、カルロス・ザンブラノ投手とテッド・リリー投手に続く、先発ローテーションの3番手に入れるのではと高く評価している。

元記事:Daily Herald | Japan's Fukudome would make a difference for Cubs

松井稼を獲得? ヤンキース、カノ三塁コンバートも

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【ニューヨーク1日=Anthony DiComo / MLB.com】アレックス・ロドリゲス三塁手フリーエージェント(FA)となり、サードのポジションが空いたニューヨーク・ヤンキース。ブライアン・キャッシュマンGMは、ロビンソン・カノ二塁手をAロッドの後釜に据えるプランがあると語った。また、これに伴い、コロラド・ロッキーズ松井稼頭央二塁手らFAのセカンド獲得に乗り出す可能性も出てきた。

 今年のFA市場には有力な三塁手が少なく、Aロッド同様に目玉のひとりであるマイク・ローウェルボストン・レッドソックス残留を希望している。補強がうまくいかない場合、ヤンキースはカノをサードに配置する可能性もある一方、空くセカンドについても、FA市場では実力のある人材が松井やニューヨーク・メッツのルイス・カスティーヨといった選手に限られるのも実情だ。

 そういった事情もあってか、キャッシュマンGMはマイナーでサードの経験があるカノについて問われると「非常に才能がある選手。それに(サードを)守れるのも知っている。やっていけるはずだ」とコンバートを視野に入れていることを示唆した。

 一方、カノは地元のラジオ局のインタビューの中で「セカンドが好きだし、サードへのコンバートはやりたくないこと」と語っており、現状維持を望んでいる。