元中日のモッカ氏、パイレーツ監督に興味

ピッツバーグ1日=Jenifer Langosch / MLB.com】53年ぶりに日本シリーズを制した中日ドラゴンズで過去にプレーした経験があるケン・モッカ氏(57)。オークランド・アスレチックスを4年間率いた実績がある元指揮官は、空席となっているピッツバーグ・パイレーツ監督の座に興味を示している。

 モッカ氏は1982年から4年間中日に在籍したが、その前はメジャー3球団でプレー。パイレーツには、メジャーデビューを果たした74年から3シーズン所属していた。まだ古巣からのオファーは来ていないが、ピッツバーグ近郊に住むモッカ氏は「もう一度、指揮を執りたい。ずっと、ここで生活してきたからね。誰よりもピッツバーグを理解している」とラブコールを送っている。

 オフにジム・トレーシー前監督を解任したパイレーツは、シカゴ・ホワイトソックスのジョーイ・コーラ・ベンチコーチと近日中に面談を行う予定。このほか松坂大輔岡島秀樹両投手を指導したボストン・レッドソックスのジョン・ファレル投手コーチも新監督の候補に挙がっている。